最近ようやく気付いたんですけど、自分が何故こういう珍しい事に手を出したかと言うと「過去の自分を癒したい」からなんだな~って。
私は、ちょっと前まで極度の性行痛で、挿入に関してはおそらく10年くらいしていませんでした。
1番生殖能力のある時にしていなかったんですよね。
本気で子供が欲しかったらなんとかしたと思うんですけど、そうでもなくて。
ただ、(女性として何か欠けているとか、魅力がないんだ)という思い込みはずっと心にはありました。
性のタブーが強すぎて、全然色んな事を知らないまま30代後半まできてしまいました。
性についての色んな事を勉強した今、「あ~、この知識が若い時からあれば、全然違ったよね。」と思います。
性行痛もすっかり無くなりました。
店の構想を初めに旦那に話した時に「なんでそんな事やるの?何がしたいか俺には理解出来ない。」と言われました。
その時は「世の女性の為になるからやりたい。」と言ったんですよ。旦那は「綺麗事を言ってる」みたいに怒ってたと思います。
その時は本気でそう思ってた気もするのですが、「過去の自分を癒したい」が本音です。
自分の過去が意味があったと思いたい。言うなれば、オセロの黒を白にひっくり返す事が出来ると思ったのです。
「ワクワクする事だけして嫌な事はしない」ブームですが、ワクワクと同時にすごく怖かったです。
こういう文章を初めはFacebookに流すのも怖かったですし。周りから変な目で見られるんじゃないかとも思いました。
怖くてもやりたかったんですよね。私が私のまま、実名で顔出しでやるからこそ意味があるって直感で思いました。
今、店をオープンして1年半ほど経ちますが、自分が恐れていた事は何も起きなかったです。人が距離をおくどころか、仲間はどんどん増えている感じがします。
この前、結婚10周年を迎えまして、京都へ行ってきました。
お参りをする際に、私の仕事が上手くいく様にと旦那はお願いしてくれました。2人の幸せや健康を願うよりも先に。
その瞬間にオセロの黒が白にひっくり返って、ようやく過去が癒されたと感じました。
次は恩返しをしたいです。世の中の女性にって訳ではなく(笑)
普通に両親とか、義理両親。友達。お世話になってる方々。
以前は心配してくれる事に対して「私だって出来ると思い知らせたい。」とか思ってたんですけど。
私は業が深い人間なので、まだまだそういう思いは捨てきれないし、一周させる必要がある事も分かってます。
お世話になった人達に、どうやったら恩返し出来るのかよく分からないのだけれども、その思いは忘れない様にしたいです。
フラットな気持ちになってきた今、ワクワクする方向へと舵取りして進んでいきます。
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