2年振りにkindleにあったエッセンシャル思考という本を読み返しました。
この本は当時ミニマリストの間で少しだけ話題になっていた本で、私も読んでみたものあまりピンと来なかったのです。
当時は、「欲しいものは全て手に入れよう」「やりたい事を全部やる為に要らないものを捨てる」という事を考えていました。
エッセンシャル思考というのは、「何をとり何を捨てるか」「これだけは、という事だけを実行する」事です。
この本を読んだ直後に丁度友人がブログで自分で選ぶ心地よさという記事を書いていて、
この流れは、私も自分の中の優先順位をしっかりするべき時だなと思いました。私は直感&シンクロを重要視していて、わりと上手く波にのる秘訣ではないかと考えています。
私が選んだ道
私自身は、この店を始める37歳の時に
「子供は産まずに、旦那と暮らしていく」「産まない変わりにこの店を使って女性達に情報提供や何かの手助けをしていく」と決めました。
それは大きな選択だと思うし、今なお迷う事もあるのですが、これを自分の意思で決めた事がとても大きかったのです。
一般に言われる女性の幸せを捨て、いろんな事を発信する為に、世間体なども捨てた部分もあります。
その代わり、沢山得るものがありました。必要な人には必要なタイミングで会えるし、欲しいものがお金を介さずして手に入る事も多くなりました。
「ミキさんの引き寄せ力はすごい。」と何人もの方に言われます。
これは、「選ぶ」ことを自分で選んで、道に沿ってきたからなんだと思います。そして勇気を出す事は避けられません。
もしも37歳から今の選択をせずに、妊活に励んでいたとしたら、今の私は無いと断言出来ます。
たとえ結果は同じでも、意思を持って選ぶかが大事なのです。
何を大事にするか
仕事、友人、家族、健康。4つのガスコンロを想像する。成功する為には、そのうちのひとつを消
さなくてはならない。そして、もっと成功する為には思い切って2つを消さなくてはならない。
これは、エッセンシャル思考に書かれているジョークめいたエピソードなのですが、真意をついているなぁと思いました。
先日、私の父親が交通事故を起こしまして。電話で本人から病院に来て欲しいと言われたのです。
父親がいる病院まで、片道1時間半。夕方から私の仕事が入っており、間に合うかギリギリ。電話の声も事故にあった割に元気そうだったし、迷いました。
でも、実家にいるはずの母は旅行中ですぐに行ける場所ではなく、弟も出張中。
動けるのは私しかおらず。電車に乗り、降りたら、タクシーで病院に直行しました。
病院に着いたら、父が待合室でポツンと座っており、それを見たら「選択を間違えなくてよかった。」と思いました。
子供がいない私にとって「家族」って大人ばかりだから、何よりも後回しになりがちなんです。
それでも病院に来た事。駅を降りてからバスに並ばずに、タクシーで直行した事。などの選択を出来た自分にホッとしました。
この出来事は、仕事中心で1年半ほど進んできた私の心に深く刺さりました。
選ぶ事を選ぶ
あまりに忙しいと、目の前の仕事に忙殺されて「何が大切か」見間違ってしまう事が多々あります。
選ぶ事を放棄してしまうと、他人の意見や世間体を判断基準に動いてしまうのです。
何を選ぶにしても、お金や名声じゃなくて、「愛」を持って選ぶかどうかなんだろうなと思いました。
そして、当たり前にそばにあるものこそ、大切にしなくてはならない選択なのです。
まずは自分の身体を一番愛したいですね。
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