先週はセルフメンテの1週間でした。
昨年は毎月受けていためぐ先生のRASを10カ月ぶりに受けました。というのも、昨年はRASを受けて色々変化がありましたが、自分自身のメンタル部分(身体は色々やっていますが)のセルフケアをあまりやっていなくて、
今年は、セルフケアに没頭してみたかったのです。8月からは、めぐ先生のお勧めで感情ノートというジャーナリングをやり始めて、セルフケアが定着して効果が出てきたので、ここでRASをお願いしてみようと思いました。
お悩みは今私がやってる弓道の事です。おいおい、もっと他に悩みは無いのかと思われそうですし、そんなに悩んでるなら辞めろよ。と言われそうですが(笑)
いやいや、私自身もこの1年半の間に何度辞めたいと思った事か、、
だけれども、少し経つと「次はこれを試してみよう」という気になって、やっぱり辞めずに続けていました。ところが、3ヶ月前くらいから「前離れ」という離れにおける悪癖に悩まされ続けました。
前離れというのは、馬手(右手)が矢筋に離れずに、前に出てしまう癖なんですけど、私はこれが酷く、それゆえに的に全く中らず、大きく外したり時には顔に当てたりしてしまっていました。
ようやく、この「前離れ」に向き合う時が来たと思い、矢筋に手を離そうと思ってもどうしても右手が前に出てしまう。
私は「会に入ると馬手肘にロックがかかって前に出てしまうんです。治るきがしません。」と先生にも先輩にも言っていました。全然直る気配のない私を横目に、どんどん上達する同期の仲間をみて焦るし、出来ない自分にがっかりするし。
(弓道用語が多くてすみませんが、説明すると長くなるので割愛します)
もう、ただの趣味にこんなに頭を悩ませたりする時間も勿体ないから、11月の審査が終わったら弓道は辞めようと思っていたある日、
巻き藁に向かって弓を引かせてもらいました。
巻き藁とは、こんな感じの藁のかたまりで、近距離からこの藁に向かって矢を打ち込みます。
学生から弓道を始めた人は、この巻き藁で射形を整える稽古が3ヶ月くらいあるそうですが、私は社会人初心者教室に入ったので、巻き藁をやらずにいきなり的前で引いていました。
これはアマゾンのサイトに載ってる巻き藁です。近すぎて怖かったのですが、これに打ち込んだら、なんと前離れにならずに綺麗な射形でした。
私は今まで、自分の馬手(右手)に問題があると思っていたのに、そうじゃなくて、的が遠くにいってしまうと無意識的に馬手を前に飛ばしてしまうように脳がコントロールされてしまうようです。
私はスポーツに打ち込んだ経験が初めてで、意識とは無関係に身体がどうしても動いてしまう経験があまりなかったのですが、スポーツの中でも弓道はメンタルとの関係が一目瞭然で、滅茶苦茶面白いなと。この事実を知った日は興奮してあまり寝られませんでした。(実はこれがRASを受ける前日の事)
そして、一見弓道という狭義なスポーツについての悩みなんですけど、これが解放されると生活のいろんな場面が解放されると確信して、ほとんど弓道についての悩みを書いてみました。
これはセッションシート2枚目。
距離と時間軸の解放。自分軸と他人軸。
「自分の右手に意識を持ってる。そこを直そうと練習してるの。私は、的なんて気にしてないわ。」と思っていたのが、的が遠くにいってしまっただけで、射形が変わってしまうなんて、人ではないけど、自分以外のものにめっちゃ影響されてる~。
でも、ほとんどの人は、巻き藁は上手いらしいwwwwだから無意識で影響受けているものの多さよ。
顕在意識がたったの5%で潜在意識が95%。知識では知っていたけれども、弓道をやっている事でこのイメージが腹落ちしてきました。
私はこういう事を知るために弓道をやっているのかもしれないと思ったり。
そして、RASを受けた次の次の日は、平井先生に施術をしてもらいました。
平井先生は、武道に詳しいので、弓道の話を聞いてもらって、身体を整えてもらいました。
平井先生の口からも、何度も「軸」を整えるのが大切という言葉が出てきました。
やっぱり、自分で出来るセルフケアも必要だけど、誰かの手を借りる事で自分の顕在意識にはない所までアプローチ出来るなぁと実感しました。
自分の軸を整えつつ、大いなる何かに身を任せていこうと思います。そして、弓道も少し自分の射形が良い方向に動く気がしています。
また、これは報告しますね。