一番おススメしている書籍「ちつのトリセツ」の書評を書きます。
五感全てが健康であること
目、鼻、耳は二つづつ。口、尿道口、膣、肛門は一つづつ。
全部で10個の穴のケアをする事が、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の健康につながると書かれています。この本は、膣の話ばかりでなく、全ての穴のケアの仕方が記されており、目や鼻も女性器と繋がっているとのこと。
私自身も、つい1年前までは膣のケアを自分でするなんて、思ってもいなかったですし・・・。
むしろ、触ってはいけない場所だと思っていました。
お客様にこの話をすると、「自分で触るのはちょっと・・・。」という反応を示される方も多く。唯一の触れる臓器である膣。
例えば、自分の胃腸が触れるとしても、気持ち悪いから触りたくないという気持ちもよく分かります。
ただ、性的な問題だけではなく、膣が老化してくると、尿漏れ、便もれ、痔や便秘なども起こり得るのです。
やり方
ちつマッサージのやり方は本に詳しく載っています。
オイルを指につけて、膣をほぐしていきます。
私も毎日ではありませんが、お風呂へ入る前か後に、なるべくやるようにしています。初めは中の感覚もありませんでしたし、親指すら入らないほど硬くなっていました。
続けていれば、柔らかくなってきますし、中の感覚もすこしずつ出てきます。
そして、膣まわりはチャクラでもあるので、運気が巡ってきている感覚もあります。
ちなみに、私のサロンでは希望される方には良質なオイルを使用してこの施術をしています。人によって硬さが違うので、硬い人には特に家でのセルフケアをおススメしています。
ちつマッサージの効果
この本の著者である原田純さんは、60歳にさしかかる年齢。
離婚してパートナーと呼べる人がいないのですが、真面目にちつケアを続けた結果いろいろな身体の変化が起こっている事が書かれていて、興味深かったです。
私のお店に来たお客様でも、ちつケアのお蔭で「彼氏が出来た」とか「顔が柔和になって口角が上がった」と言っていた方もいらっしゃいました。
具体的には
・冷え性・におい・黒ずみ・かゆみ
・生理痛・PMS・尿漏れ・便秘
・不感症・性交通・膣委縮・骨盤臓器下垂
などに効果があります。
情報が得にくいからこそ
私自身、この情報をもっと早くに知りたかった~!!と思っています。この本の作者 原田純さんは、この本を書くにあたってとても身体を張っています。
その甲斐があってすごく良い本だと思いますし、私も全ての女性がこの本を読んで、もっと自分の身体や女性である事に向き合って欲しい。
私自身も向き合いたいと思っています。