沖縄でRASセッションをされている、高原和也さんの講演会に行ってきました。
高原さんは、白血病の末期で、癌が全身に転移しており余命宣告まで受けたところから、人生を取り戻して今生きている経緯などの話をされました。
RASセッションで癌が治ったよ、という単純な話では全くなくて、色んな治療法を通して、そこで起こった出来事や出会った人との気付きにより「外側ではなく内側にフォーカスして病気の責任を取り始めた事が自然治癒に至った理由」との事でした。
西洋医学を否定する事もなくて、とにかく高原さんは生きたいという一心で
思いつく限り、ありとあらゆる治療法を試していて、
(ステロイドも抗がん剤も含む)
その治療法を試す過程で、色んな意識の変革がおきて、最後に断食道場で鼻水と淡とともに癌が消えていった話は、興味深かったです。
無理やりのポジティブで、ネガティブな感情に蓋をせずに。
泣きたかったら泣く、
悲しかったら悲しんで
不安だったら不安がる。
ポジティブが良くてネガティブが嫌な感情と思いがちですが、ネガティブな感情が出てきた時こそ感じ切れば消化されます。
消化せずにポジティブで蓋をするとどんどんお知らせが大きくなります。
高原さんの癌は、陰が極まって治癒に向かった感じですが、身体は本質を生きる事を諦めずにお知らせを出し続けていたんだなぁと改めて思いました。
癌のように大きな出来事があると、自分と向き合わざるを得ないのですが、
きっと小さい不調や、そうでなくても、生きる上での今自分の目の前にあるテーマや問題も全てそこに当てはまるなぁと思います。
私が今研究している、性についてもそうですし、仕事についても。まだまだやれる事はあるし、表面だけ聞いて理解したつもりにはならないで、
もっともっと本気で生きたいと高原さんの話を聞いて思いました。
素晴らしい高原さん、素晴らしい講演をありがとうございました。このタイミングでお話を聞けて良かったです。