性交痛。
性交時の痛み。かつては私もそうでした。元々は私の体験がこの店の始まりなのですが。
誰にも相談出来なかったし、悩んでいるのは自分だけだと思っていました。
ところが、同じ悩みを持っている女性の多い事!!!
年末にも、そのお悩みで何年も悩み続けていた方が来られて。性交痛についての私なりの考えを今日はつらつらと書きます。
年齢によっても原因が違う
性交痛の原因なのですが、色々とありまして、
2.30代の性交痛は、膣内の靭帯や股関節の硬さ、メンタル面が原因であることが多いです。
経験があまりない女性が殆どです。
産婦人科で痛い思いをしたら、その後身構えてしまっていたり、
処女膜強靭症(本来は破れやすいとされる処女膜ですが、産まれつき処女膜が強靭で破れにくい人も稀にいるようです)のオペをしたにも関わらず、痛みが治らないという方も何人か来られました。
実際の所は、もう治っているのにも関わらず、脳が痛みを探していたり、怖いという感情が膣を硬くさせていたりするのですね。
膣は感情とダイレクトに繋がっていて、怖いと縮むし、うれしいと温かくなるし、恋をしたり、興奮すると柔らかくなる。
そして、「怖い」も「気持ちいい」も記憶されていきます。
だからオペの怖かった記憶が入ってしまって、逆効果になってしまう場合もあるのだな、、と複雑ながらに思います。
40代以降の性交痛は、しばらく性交から遠のいていた。とか閉経後に女性ホルモンが減って濡れづらくなったとか。
濡れなきゃいけない訳じゃない
性交痛の原因って濡れないからだと思っている方が圧倒的に多く。
「濡れない」は私の聞くお悩みトップ3くらいになっています。
もちろん、滑りが悪いと痛みの原因になりますが、必ずしも濡れていれば痛くないって訳ではなく。
濡れていても、膣内靭帯がカチカチだったり、メンタルが怖がっていたら痛いです。
逆に、濡れていなくても、興奮して柔らかくなっている膣もあります。あっという間にオーガズムに達するようなフワフワの膣を持っている女性器を見た時に、殆ど濡れていませんでした。
(ちなみに私はレズビアンでなく、膣の学びの場で見ました)
だから濡れづらければ、潤滑ゼリーを使えばいいのです。今はオーガニックや身体にやさしいものも発売されています。
真面目になり過ぎず
性交痛で悩んでいる女性は、とっても真面目な女性が多いです。私もくそ真面目でした。
今もその兆候はありますが(笑)
真面目に膣ケアをやりましょうというよりも、膣オナニーをした方が治りが早いです。
快楽を得る事に抵抗があったり、膣を触る事に抵抗がある方も多いですが。
まずは出来る範囲で、気持ち良さを感じていくこと(日常の全然別の事からも)
どんどん無理な頑張りを手放していくこと。それが膣をやわらかくする事にも繋がっていくと思います。
なかなか自分で触れない方は、グッズを使う手もあります。
最近私が(性交痛のお客様に紹介する為にも!!)試しに買ったのはラブコスメさんの、ホットメディテーションバイブという名前の温まるバイブなのですが
先っぽは温まらず根本が温かくなるタイプでした。
バイブは買って試さないと分からないのでガチャですね。まぁ、でも入れると会陰が温かくて気持ちいい感じでした。
大きさは結構大きいので、これが入れば、性交痛は完璧に治っていると言えます。
石系の膣に入れるタイプも今は扱っている人も増えました。真面目な女性は、こちらを選びがちなのですが。。。
私も買ってみましたが、値段が高い上に扱いが難しいです。
と、画像もなしにごちゃごちゃ書いていますが、
悩んでいる方は一度来て下さるとうれしいです。
とにかく楽しく、気持ちの良い方に女性は進んでいきましょうね★