セックスワークサミット2018「みんなで語るレズ風俗」

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10月7日に都内で行われたセックスワークサミット2018「みんなで語るレズ風俗」に参加してきました。

セックスワークサミット

レズ風俗の現場から考える女性の性をとりまく問題を題材に、すごく貴重な話を聞く事が出来ました。

レズ風俗オーナー兼キャストの橘みつさんが中心になって、この日のワークはすすみました。

性を真面目に語る場を

 

9月に、地元で「性教育講座」を受けた時は、女性ばかりでした。

今回は男性の方も沢山出席していて、こうやって沢山の男女が真面目に性について語る機会はないので、男性側の意見も聞けた事がかなりの収穫でした。

「レズ風俗」という一見馴染みがなく、アンダーグラウンドの様な感じがする世界ですが、橘さんから経営の話、お客様層の話などの話を聞き、

全然違う世界の話ではなく、私が普段から考えている事と似ているな~と思って、非常に興味深かったです。

性に悩んでいる人は沢山いて、そこを掘り下げると結局のところ、コミュニケーションに行きつくんですよね。「人に相談出来ない」「今までの人間関係を壊したくない」「自分はおかしいと思われたくない」など。

今回の様に、女性も男性も気軽に話す場所があれば、もっと楽しく生きられるのではないかな?

私自身も、性について話すのはずっと苦手だったのですが、ここ1年くらいで性についての意識改革をしていく中で、悩みを打ち明けられる人が周りに増えて、人生がとても楽しくなりました。

普通とは何なのか

 

性についての悩みは「普通とは違う」という、根拠なき価値観に苦しめられている事がほとんどだと思います。

そもそも、普通とは何なのか・・・・。自分が思う常識さえ疑わしい。

例えば、レズビアンはセクシャルマイノリティと言われています。

私は、自分はストレートだと思っていますが、それは過去の経験から女性と恋愛した事がないからです。

ところが、10年くらい前に「Lの世界」というレズビアンのグループを題材にした海外ドラマにドはまりしていまして。

その中の主人公でシェーン(中性的でカッコよくて女性にモテまくっているレズビアン)となら、男性と付き合うよりも、シェーンと付き合いたいと本気で思いましたもんね(笑)

え!!と思われるかもしれませんが、「Lの世界」を観たことのある女性は、共感いただけると思います。

ストレートとバイセクシャル、レズビアンなどは、キッチリと別れている訳ではなく、限りなくグラデーションであり、普通なんてものは存在しないのではないでしょうか。

女性同士だからこそ

 

私の店も、女性をターゲットにしています。(半分くらいは、知人の男性のお客様ですが)

色んな話を聞けば聞くほど、来て下さる方の人生が良い方向へ行く事を願っています。

本当は、女性同士はマウンティングをし合ったりするのは得意ではなく、「共感力」という能力が高いはずなんですよね。

今回サミットに参加して、橘みつさんの女性達に対する思いが伝わってきました。

「90分2万円のプレイをしなくても、デートコースだけで話をするだけで良くないか。」とか。

まぁ、でも肌と肌を触れさせる事で、さらに密なコミュニケーションをキャストさんとお客様がとれるので、プレイは全然無駄では無いし、2万円で人生を好転させるきっかけになる事も大いにあり得るので、けして高くはないと思います。

私も、マッサージを通して、より密にコミュニケーションを図っていますしね。

1周り以上、橘みつさんは年下ですが、すごく勉強になり、私自身も熱意を持って店を運営していこうと思いました。

ありがとうございました。

橘みつさんのお店

 

 

 

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