2023年の4月の初心者教室から始めた弓道ですが、11月の昇段審査に受かり、弐段になりました。
初段になったのは、4月で7カ月で弐段に昇段。
とても嬉しいです。
10月の末くらいまでは、「これでは受からないなぁ」と半分諦めていたし、お世話になってる先生も後で聞いたら
私の酷い前離れ(弓道での悪癖の一つ)を見て、「これは直さないと、弐段には受からない」と思ったと言っていました。
70%は諦めていたけれども、出来る限りの事をしようと思い、稽古の他にも直前に平井先生の施術を受けたり、めぐ先生のRASを受けてメンタルも整えて。
宮古島から帰ってきてからは、最後のあがきで、1週間仕事の合間に稽古に参加しました。
駄目でも、「これだけ頑張った。」という結果を残したかったのです。
ところが、奇跡が起きました。
私は今、10キロの弓を借りて使っているのですが、審査の3日前に道場に行ったら、私の使っていた弓に違う方の名札が付いていて、
私は自分の弓を自宅に持ち帰って忘れたと思ったんです。
それで先生に忘れたので違う弓を借りられますかと伝えたら、丁度良い弓が無かったので、8キロの弓を貸してくれました。
10キロも初心者用ですが、8キロはかなり初心者用で、弱い弓だと矢飛びが悪くなるため掃き矢(的まで届かない事)になる可能性があるので8キロの弓を先生に渡された時は(え~!!)と思いました。
が、弓を忘れてきた(と思っている)手前、文句は言えず。8キロの弓で稽古する事にしました。
そしたら、酷い前離れが徐々に直り始めて、先生に「審査もこの弓を使ったら?」と言われました。
初段の審査に9キロを使って、それが終わったら10キロの弓で稽古し始めて半年。
しかも審査の為に、10キロの弓を新しい弦に変えたのに~。と迷いましたが、
きっと8キロを使った方が良いんだろうなぁと8キロの弓で2日ばかり稽古して、審査に望みました。
本番前までは、滅茶苦茶緊張していましたが、意外と審査は落ち着いて出来て、受かりました。
私の元々使っていた10キロの弓に、付いていた名札の主は「知らない。付けてないよ。」と言うし。
きっと10キロの弓を使っていたら、審査は受からなかったと思います。
道場の神様が私に微笑んでくれたんですね。「10キロじゃなくて8キロを使いなさい。」って。
次の昇段は三段ですが、三段になると中りが問われるので、グッと難しくなります。また、コツコツと積み上げていこうと思います。