【書評】夫のちんぽが入らない

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題名も衝撃的だけど、中身も予想以上に重い内容でした。

本を読む前は、(入らないならば自分で膣をほぐすなり、何か対処方法があるはず。性的な事の情報が少なすぎるから、こうして悩んでいる人も多いんだろうな。)

そんな事を思っていました。

一人で抱え込んでしまう現実

 

この本が売れている背景は、同じ「入らない」事で悩んでいる人が多いのではなく。

人が普通に出来ると思われる事が自分には出来ない。それを誰にも相談出来ずに、どんどん追い詰められていく。

作者のこだまさんは、「入らない」事も相談できなかったし、教師として自分の持っているクラスが崩壊している事を夫にも相談出来ずに・・・・。

そして、ネットで知り合った人と身体を重ねつつ、精神が病んでいく様子があまりにも痛々しく、滑稽に書かれており、読んでいて苦しくなるほどでした。

まさに、現代の生きづらさを象徴したかの作品であるからこそ、売れているんだなぁと思ったと同時に深い闇の様なものを感じました。

普通という呪縛

 

私達夫婦も、こだまさんと同じ様に子供がいない為、周囲から悪意なく聞かれる事も多く。

結婚したら、子供がいるのが当たり前と思っている人達からみると、きっと普通ではないんだよな・・・と思います。

実際のところ、普通に生活していると思える人達も、掘り下げれば下げるほどに何一つ普通の事なんてなくて。

普通でいようとすればするほどに、病んでいき。

普通でいる為に、異常な自分を認める事。普通でいる為には、普通じゃない事を積極的にするべきなのでは?と最近の私は考えています。

この本の中に、ネットで知り合ったアリハラさんという人が出てくるんですけど、山に対して異常な性的興奮を覚える性癖があり。

誰しも、自分では気付かないだけで、そういう一面(人には言えない性癖の様なもの)があるのかもしれないですね。

分かち合いは救われる

 

「入らない」に話を戻すと、こだまさんは夫との性行為の際に、必ず膣内が切れて血だらけになると書かれていました。

本来は、胎児が出てくるほど伸び縮み出来る場所なのに、こんな事ってあるの??と言うのが正直な感想。性交痛の度を超えています。

しかも他の男性とは、できるという・・・・。

とりあえずは、自分の膣をマッサージして柔軟性をもたせる事。あとは、精神的な問題がかなり大きく関わってきているので、それを取り除いていく事をしていけば、後々降りかかる、病気の問題も無かったのかもしれないな、、なんて思ったりもしました。

作者のこだまさんは、信じられないくらいの「ハードモード」な人生なのですが、この小説で自分の気持ちを綴った事は、分かち合う事だと思いましたし、それにより少しでも誰かが、、本人も救われている事を願ってやみません。

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