【書評】ぼくたちは習慣で、できている。

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佐々木典土さんの「ぼくたちは習慣で、できている。」を読みました。

私は3年ほど前から断捨離を初めて、その時読んだ「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」という佐々木さんの本の影響をかなり受けました。

当時、セラピストという仕事の他にアルバイトをしていて、辞めようかと迷っている時に、佐々木さんの本を読んで「やっぱりバイトは辞めよう。」とすっぱり辞めたんだったなぁなんて思い出しました。

今回の「ぼくたちは習慣で、できている。」もかなりの読み応えがあり、第一章から「理性と本能の話」でこれは私が今一番興味のあるキーワードだ!!と思いつつ。

それを書いていると長くなり過ぎるので。実践的なものから。

 

完全に断つ方が簡単

 

まずは、悪習慣は例外なく、完全に断つ方が簡単という事。

佐々木さんはこれまでかなりのお酒好きだったが、早起きを習慣にしたかった為に、もう1年半ほどお酒をやめている。例外を作るよりも、スパッと辞めた方が簡単なのだそう。

そう、この本を読んで、私の友人がTwitterを完全に辞めた。辞めたというのは、ログアウトしたとかではなくアカウントを消した。

私もそうだけど、SNSでは明らかにTwitterのタイムラインを眺めている時間が長い。気になっている人のツイートを遡ってみたり、貼ってあるリンクを開いて読んでみたり。

恐らくだけど、暇な日はTwitterに3時間以上は時間をとられているのではないかと思います。

で、友人はTwitterをやめてから、noteという媒体で文章を毎日書いています。

時間が出来てアウトプットをする時間が増えたそうです。

私もその友人も、Twitterでしか繋がっていない人脈があるので、よく決意したなぁと感心すると同時に、何か大きく捨てた時は同時に得るものも大きいのですよね。

 

私が今辞めたい習慣

 

何かを始めるにも、初めに悪習慣を断つことから始める。

それは「自分の子供に習慣にして欲しいかどうか」を問いかけるというもの。

私は、お腹が空いた時に何となく甘いモノを口に入れてしまう習慣と、夜にスマホを見過ぎる習慣を断ちたい。どちらとも、Twitterで宣言をしました。

甘いモノを断ち始めて、2週間ほど。肌が綺麗になってきた感じはあるし、私はアトピー持ちでたまに首が痒かったのですが、ここ2週間ほど全く痒くありません。

あとは、夜20時以降はスマホを切っています(パソコンはつけているので、たまにパソコンからTwitterをのぞいてしまう事がありますが、かなり時間が出来ました)

小さな習慣ですが、積み重なると大きなものになっていく気がしています。

 

習慣は本能を感じるためのもの

 

習慣は欲望を理性で押さえつける・・・という話ではなく、習慣が成長につながり、それが人間の本能的な喜びに通じるんだという事をこの本を読んで納得しました。

私も、自分の成長を感じた時に「ドーパミン」が出る。

なんだか、この本を読んで、佐々木さんの様に運動を始めたくなってしまいました。

今はやめる習慣の方に目がいっているけれども。

読み終えたら、何か始めたくなってしまう。やっぱり佐々木さんの本は、人を動かす力がありますね!!

1200円とは思えないほどの内容なので、気になる人は読んでみて下さい。

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